The GammaRay Schizoid Clan, Japan
LOTF Japan Tour 1996
(1996年5月11日、大阪IMPホール)
ヴォーカル Ralf Scheepers が脱退し、Kai がヴォーカルをとることになった4人編成 GammaRay になっての初来日公演。大阪と東京のみ、CONCEPTION がゲストで参加。このゲストのお陰(といって良いのか?)でセットリストに影響が・・・!?

SET LIST
  1. Welcome - Land of the Free
  2. Man on a Mission
  3. Rebellion in Dreamland
  4. One with the World
  5. Heaven can Wait
  6. The Saviour
  7. Abyss of the Void
  8. Time to Break Free
  9. Dream Healer
  10. Heal Me
  11. Future World
    (encore1)
  12. Fairytale
  13. Tribute to the Past
    (encore2)
  14. Ride the Sky
SET LIST (of CONCEPTION)
  1. Under a Mourning Star
  2. My Decision
  3. And I Close My Eyes
  4. Roll the Fire
  5. 新曲
    (encore)
  6. Parallel Minds

    (順番は覚えていませんがこんな感じでした)


6時開演で、まずオープニングアクトの CONCEPTION のライヴがあった。彼らの音楽は94年に出た2枚組ライヴアルバム "The Power of Metal" で知っていた。やはりヴォーカルは上手い。上手いのは分かったが・・・主役は君らでなくって GammaRay なのに・・・アンコールまでやって1時間上演。最初4曲ぐらいは皆楽しんでいたが段々と「はやく GammaRay 出てきてくれ」という声に代わり、最後は「まだやるかー」とか。私個人としても「ちょっと長いぞ」と思った。ま、これで GammaRay が十分見れたら「良かったね」で済んだのだが・・・

実はそうはいかなかった。Kai が言うには、IMP ホールは9時で全公演を終了しなくてはならなかったらしくて、GammaRay が始まった7時半から1時間半で ライヴは終了。お目当ての "The Silence" や名曲 "Heading for Tomorrow" もカットされてしまった。どういうことだ!! 怒り心頭。

しかし、そんなことも知らず、CONCEPTION が終わってから30分の休憩の間をまだかまだかと待つ。そうすると場面が暗転し、デビューアルバム "Heading for Tomorrow" のイントロ曲が流れる。大きな手拍子の中、彼らの今回のツアーでは必ず一曲目に演奏されている "Land of the Free" へ。そしてそれが終わると短いMCの後、"Man on a Mission" へ。この辺りは先日発売されたライヴアルバム ALIVE 95 と運びが同じなので予習済みだ。やっぱりサビでは大合唱。スタジオ盤では大人しげに聞こえたスピードチューンだが、やはりライヴとなるとパワフルでカッコイイ! Kai のヴォーカル姿もなかなか似合っている。しかし Kai も歌いながらよくあれだけ弾けるもんだなぁ。あれだけソロやって、あれだけ歌って、さぞ忙しい事だろう・・・と感心してしまう。"Give us a chance to live ..." の所は皆ほとんど歌っている!ここらが一番の盛り上がりかな。

今日の Kai のいでたちは、黒のシャツ。赤いギターを何度も交換してたのが印象的だった。Dirk は黒シャツにジーンズ地のベストを来てた。Jan はいつもの黒いジャケット。Thomas は当然裸だ。

ここで Kai は「長い間来れなかったけど、遂に、帰ってきたぜ!」「 Rebellion in Osaka!」と、Rebellion in Dreamland を始めた。静かなオープニングでは手拍子を誘い、激しくなると「おーおーおーおおおー」「ふりーだむ、ふぉーあすおー」と叫ぶ。ラストの「はーぶのーふぃあー」も大合唱で締めくくった。あそこのフレーズ大好きだなぁ。

ここで Gamma Ray は意外な選曲を行う。Thomas のミドルテンポのドラミングに合わせて、 2nd に収録されていた One with the World が始まる。誰がこの曲をやると想像しただろうか? 私はこの曲が大好きだったのでフルで歌ったのだが、会場は意外と静かになっていた。何故? 勉強が足らん! 4年前のライヴ以来にこの曲を聞くなぁ。サビの部分のメロディが綺麗なのだ!! これが終わると続けざまに Heaven can Wait へ。これは皆知ってたようで、イントロで「きゃー」と喜ぶ声があちこちで聞こえた。私は最初何が始まったのか分からなかった。まさか、この曲が演奏されるなんて、結構今回は予想外の選曲が多かったような気がする。

懐かしい曲が2曲終わると、Kai と オーディエンスの駆け引きが始まる。Kai が「いえいえー」と言うと、オーディエンスも負けずに「いえいえー」と返す。「いえいえいえいえー」と言うと、その通り返す。これは、非常に楽しい。こういう雰囲気は大好きだ。そのノリのまま、The Saviour のイントロを口ずさむ。そこから、アルバム通り、Abyss of the Void へ。この曲も激しい展開を見せる名曲だ。「じいーびらびそざぼい!」(無理矢理だな)も大コーラスだ!

このあと、Kai はMCで Michael Kiske の名を出す。ここで オーディエンスは Kiske が来ていると思ってはしゃぎだす! しかし Kai は「彼は居ないよ」と言う。なーんだ、がっかり。私もてっきり来てると思ったのに・・・ Kaiは何度もごめんと謝っていたのを覚えている。しかし・・・おれたちには曲がある!と言って、Time to Break Free を告げる。Kai と Dirk が裏声で出だしを歌い始める。キーが高いからね。でもすぐにいつものペースで激しく展開。しかしサビの部分などでは低めに歌っていた。Kai が歌うのと Kiske が歌うのではかなりイメージが違うかった。余り HELLOWEEN 臭く無かった。アルバムに入ってる Kiske のはあそこだけ HELLOWEEN になっていたが・・・。しかし、あの Kai のMCを聞いて Kiske が来てる!と殆どの人間が思ったはずだ。絶対来てくれると思ったのになぁ。残念。

Kai が言うには、ここから2曲は「Gamma Ray の Dark Side」らしい。Dream Healer と Heal Me が演奏されたが、前者はともかく、Heal Me はそないに・・・。しかし Dream Healer で見せた「ダークなイメージ」は、思わず笑ってしまうほどだった。余り、似合ってなかった。マイクの前に立ち、両手をゆっくりと上にあげ、照明を落として、限りなく低音でスローに "Comin' Out!" と叫ぶシーンは吹き出す女性まで居た。趣向は良かったけど。久々に Dream Healer を聴いたが、ソロは相変わらずカッコイイ。曲は余り好きではないが・・・。Dark Side と言わしめる "Comin Out" の部分でかなり時間を取ったので10分ぐらいの大曲になってしまった。やっぱり "I see blue ..." の所では照明もその色に変わっていた。

続けて「第2の Dark Side」たる Heal Me へ。Dirk がキーボードを担当し、Kai はヴォーカルに専念。時折 Thomas のシンバルが鳴る。しかし、この曲はライヴで聞くと俄然いい曲になる。スタジオ盤を聴いたときは何とも思わなかったのだが、ライヴで聞くと・・・名曲です。

オーディエンスが 「かいー!」「だーーく!」と叫ぶ。Kai は持ってきたペットボトルの水をばらまく。Dirk もばらまく。私は後ろだったから水は当たらなかった。「こいつは知ってる曲だろうが・・・」と、Hall of the Mountain King を始める。こいつはいつもは Kai のソロだけだったが、今度は「バンドバージョン」になっていた!(ライヴアルバム収録のものと同じ) ここからそのまま Future World へ。始まり方も Helloween と殆ど同じだ。殆どのパートをオーディンスと一緒に歌っている! 勿論私も殆ど歌った。Kai の Future World って考えてみれば初めてだが、全然違和感無く聞けた。これで、4人のヴォーカルによってこの曲が歌われるのを聞いてきたわけだ。やっぱりオリジナルの Kiske が一番かなぁ。曲は HELLOWEEN のアルバムに入っているが、作曲したのは Kai だから、ライヴでやり放題だ! ソロに行く前の笑い声もばっちり! ソロは HELLOWEEN では2人でやっていたが、ここでは Kai が一人でやっていたように思える。ソロの後は、お待ちかね「4つ数えたら・・・」だ。Jan による ベースソロまで入っていて、オリジナルそっくりじゃねーか!「何をやるか知ってるか!」と聞いてオーディエンスが叫ぶといきなりカウント!「うぃーおーりーぶ・いんふゅーちゃーわー!」何度か繰り返した後「Yeah, 悪くないな」と言って、Kai はドラムセットの回りで踊りだした! 拍手をすると図に乗ってめちゃくちゃ踊り出す!めっちゃ楽しそうな Kai だったよ! その後、「友達である Mr.P が不幸にも天国に居るが・・・」と前置きして、一昔前のような曲をヘヴィメタル仕様で始めた。オーディエンスは盛り上がってたが、私は何の曲か分からなかった。腰を振り振り Kai も楽しそう。そのヴォーカリスト姿がとても様になっていた。でも Mr.P って誰だろう? フレディマーキュリー? そのあと、Kai は向かって右側のスピーカに上り「左側だけだぜ」と言ってカウント。そのあと飛び降りて!、次は左側へ。こっちが終わると今度はドラムセットの前で全体一気に。そこで今度はギターを持ってきて、最後の一回を行う。最後のカウントは Dirk が行った。ここで一旦ショーは終わり。時計を見る。まだ1時間しか経ってないじゃないか!

1分ほどでやっぱり戻ってきた。また水をばらまく。「速い曲がいいか!」と言って、short fast song だという Fairytale を始めた。確かに short で fast だ。このままライヴアルバム通り、前作のオープニングトラック Tribute to the Past へ。この繋がり方は Kai は「メドレーっぽい」と言っていたが、非常にマッチしてると思う。こうやって聞いてみると、昔から Kai が歌ってたような気がしてくる。全く違和感が無い。ま、Kai の書いた曲はデモの時点では Kai が歌っているという話だし・・・。キーが苦しいのか、時折高めで歌ったり低めに変えたりとフェイクっぽい事をしてたが、これがかえってやり取りのように聞こえて良かった。この曲の最後といい、Kai は非常に高い叫び声が出るので決めるところが決められてカッコイイなぁ。この曲が終わるとまた一度引っ込む。

オーディエンスは 「がまれ、がまれ、がまれ・・・」と手拍子。今度は2分ほどで帰ってきた。Kai も何時の間にやら裸になっている。「今日最後の曲だ」と宣言してから、"Ride the ---" 「すかーい!」と、Ride the Sky が始まる。あの速い曲が更にスピードアップされている! オーディエンスもめちゃくちゃに盛り上がった。私もめちゃくちゃ。

最後にメンバー紹介をして去っていった GammaRay。今度は、誰も連れてこずに時間を自分たちだけで使ってやー :-)

「べーす・どくたー だーくしゅれひたー!」
「みすたー・やんるばっく!」
「ぷろふぇっさー・どくたー・とーます・T・なっく!」
「あん、みすたー・かーいはんせーん!!」

終わった後の館内放送「これを持ちまして本日の全公演が終了致しました」という姉ちゃんの声が妙に抜けてて馬鹿みたいだったのを何故か覚えている。


マーチャンダイズ
オリジナルTシャツ、CD、パンフレット

またもや黒Tシャツとパンフを購入。パンフは14pの薄いもの。Tシャツは6種類ほどあったが、私の購入したのは、表が胸の位置に「ライヴアルバムの四隅に書いてあるマーク」がプリントしてあり、裏が去年の欧州と今年の日本を合わせた「 Land of the Free Tour 95/96 」と書いてあるものだ。なかなかカッコイイ。


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